Ji-kan

 

金曜日に同僚との飲み会（夕食会!?）で行ったのは、地元の焼肉屋さんでした。（その会のネタは前の記事を参照・・・）

ここの焼肉屋さん、30前の若い兄弟で始められました。

弟さんのほう、実は昔からの知り合いです。

 

10年ほど前に、当時中学3年生の男子バレー部の保護者の方から

「バレーを教えに来てもらえんやろか！」

と頼まれていました。

顧問の先生はもともとバスケ出身。

「バレーの技術的な部分を補ってほしい」とのこと。

時間的な余裕がないと思い、ややためらいはありました。

しかし、保護者の方から「ぜひ一度見に来てほしい」と熱心に頼まれ、練習試合を見に行くことに。

 

試合前の練習ではそれなりにスパイクとか決めてたので「なんやん、このチームそれなりに強いんじゃない!?」って思いましたが・・・

ところが　ところが　試合が始まると、サーブは入らん、レシーブは上がらん、レシーブが上がらんけんトスも上がらん。

トスが上がらんけんスパイクも打てんし、打てない上にボールを相手コートに返すことすらできない。。。おぃおぃ

極めつけは、お見合いのオンパレード。ボールに執着心がまったくないチームの姿にビックリ。。。

“これじゃ～　勝てんわ！”

 

その後、保護者の方に「メンバーに素質はあるから、鍛えれば県中体連は優勝できるかも」って話したところが、

じゃあ「鍛えてください！」とのこと。

で、断りにくい雰囲気になり、、、「顧問の先生が許可されればいいですよ」

「話はすでにしてます！」

「ん！？」

 

はい、”中学校男子バレー部　外部コーチ” の一丁上がり！

 

自分が中学校の頃やってた練習内容を思い出しながら、サーブとレシーブをトコトン鍛えました。（自分と交代する人がいなかったので、当然ワタクシもガンガン鍛えられました。。。）

させる練習メニューは、自分たちが中学時代に県中体連で優勝してたので、ほぼその内容を踏襲しつつ、その時のチームに合わせたやり方に修正していきました。

 

子どもたちに、これでもかって刷り込んでいったのは、「ボールを自分たちのコートに落とさせんなら、絶対に負けん」

 

男子は女子と違って、単純で素直さがあります。

子どもたちと同じ目線で話をすると、いろんなことを聞きにきてくれます。

目に見えて強くなっていきました。もともと素質があるチームでしたから。

（女子バレーの顧問の先生（自分の中学のときも女子バレーの顧問でした）も「こいつら鍛えたら強くなるぞ！」って言われてましたし）

 

練習試合も、ようやく勝てるようになり、、、だんだんと負けないようになり、、、

 

そんなこんなで中体連の準決勝。

1セット目をとり、2セット目の途中で審判のジャッジミスで試合が一時中断。

それまではリードしていたものの、再開後は逆転され、その流れは止めることができずに3セット目も・・・

 

あのときの悔しさは、今ではとてもいい思い出。

 

その時のエースが、高校3年生のときにエースとしてインターハイ出場を決めてくれました。

その嬉しさも、今ではとてもいい思い出。

 

で、焼肉食べてるときに、「俺ら先生んちに行ったよ」って言われて、「えっ？」

「外でバーベキューして、バーベキューの後、先生の部屋で “ダンスダンスレボリューション” したよ！」

「あ～～～～！　そういえば来たね～　」すっかり忘れておりました。。。

「あの時　ベスト4まで行くとは思わんかった」って言われたので、

「いやいや、優勝するつもりやったよ、優勝させるつもりやったよ」と。

 

“Hanasho” の弟さん、ここぞの場面でとてもとても頼りになるエースでした　↑↑↑

 

ここのお肉、とっても　とっても　美味しかった！